この年代で取り組むべきことは「むし歯の感染予防」「食育」「歯並び」などになります。
「感染予防」
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には「むし歯菌」はいません。家族からのスキンシップ(キス・食べ物の口移し・食具を介してなど)でお子様に」むし歯菌」が感染します。感染しやすい時期は生後19か月から31か月と言われています。この時期にむし歯菌の感染を防ぐことで3歳以降はむし歯菌に感染しにくくなり、成長してもむし歯のできにくい環境が整います。
「食育」
授乳の仕方や離乳食の選び方、与え方は「顎の成長」や「お口の周りの筋肉の成長」にとても重要になってきます。また、ヒトの口は「食べる」ことに加えて「呼吸」や「発声」の機能も担っています。正しいお口の成長は全身の成長にもつながります。食育を学び実践することでお子さんの健やかな成長をサポートします。
「歯並び」
歯並びが悪くなる原因は遺伝的要素もありますが、多くは環境要素であります。舌・唇・頬の筋肉などの口腔周囲筋の筋力低下や姿勢不良などによる悪習癖が主な原因です。