DENTAL STATION GROBAL GROUP BLOG

オーラルスキャンでインプラント

2018年8月15日

こんにちは!CAD-CAMセンター技工士の濵﨑です。

近年の歯科のデジタル化のスピードはすさまじく、僕が技工士になった2011年位から実用的なシステムがどんどん普及してきました。

結果、歯科用CAD/CAMを使ったデジタル技工も一通り成熟期を迎えており、技工所でスキャンと設計のみ行い、削り出しを工場に外注に出すセンター方式主流から
CAD-CAMセンターのようにスキャン→設計→削り出し→仕上げまで一貫して行う技工所も徐々に増えてきました。そして歯科用CAD/CAMの用途や操作法も確立してきました。

今回のブログはそんな歯科治療のデジタル化の中でも最も最先端なお話しです!

3/29のブログでセレックのオーラルスキャナーとCTが導入された事をお伝えしましたが、
その後も日々の診療でフル稼働の状態でした。

通常の口腔内をスキャンして作るジルコニアやe.maxなどのセラミックワークに関しては「歯形を取った時の模型のひずみ」が無いので
コンピューター上での設計をシビアに行えば口腔内がその通り再現されていますので調整無くセット出来ています。

またインプラントに関してもセレックのデータとCTのデータを重ね合わせて、インプラントガイドを削り出してオペに使用したり、
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インプラントの上部構造まで模型レス、つまり歯形を取らずして完成させています。
特に上部構造は「スキャンポスト」と呼ばれるインプラントスキャン専用の器具を使用し、アナログよりも正確にインプラント位置を再現する事が出来ます。

今回はそのスキャンポストを使ったオーラルスキャンで作ったe.maxのインプラント上部構造をお見せします。

写真はインプラント専用のあらかじめ穴が開けられたe.maxをセレックⅩ5にて削り出した状態です。最初は紫色なんです。
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まだ半焼結状態(生焼け)な為フィットは少し遊びがあります。

続いて焼結させて色も付いた状態です。収縮し遊びがなくなりジャストでチタンアバットに入りました。
気持ちいいほどの精度です。
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こちらはもう患者様にセットされましたが無調整で、歯肉の当たり具合も設計通りでした。

臨床でのデジタルにおけるアドバンテージは大きく、さらなる可能性を感じています!